常駐エンジニアが年収をアップさせるには

派遣やSESで現場に常駐しているエンジニアの皆さんお疲れ様です。

とは言っても所属会社と顧客間の契約が派遣か準委任か知っている人は少ないと思うので、今回はどっちでも構いません。

常駐で働いているがキーワードです。

お給料のカラクリ

常駐で働く場合、多くの企業が単価の7割程度を人件費として設定しています。

じゃああなたの単価が70万なら50万をお給料でもらえるのかと言うと、そうではありません。ここで人件費の説明を先にしておきます。

人件費

基本給+交通費+保険料(会社負担分)+待機準備費用+残業持出し分+有休

この合計が会社が言う所の人件費です。では基本給30万だとおよそどれぐらいになるのか見てみましょう。

基本給

300,000

交通費 20,000

保険料 ※15%で計算

45,000
待機費用
※案件が見つからず社内待機に
なった時の費用。一か月分で計算
25,000
残業持出し分
※顧客との契約が180hの時の20h分
46,800
有休休暇
※月に1日として計算
15,000

合計

451,800円

基本給30万の人の人件費は451,800円になります。

提案単価

先程お話しした通り、単価の7割が人件費として計算すると

45万÷0.7=642,000

つまり大体64万で提案する事になります。

ん?

あれ?

僕のお給料が30万で単価が64万??

34万もピンハネされてる!!

と思うかもしれませんが、これはもう仕方ないです。どの会社もこんなもんですから。

では最近よくある高還元(平たく言うと給与の高い)のSESはどういうカラクリなのでしょうか?

これは残業の20時間をみなし残業(固定残業代)にし、待機は気合でさせないから計上しない!という計算をしています。

そうすると、71,800円が浮くのでこれを基本給に乗せて37万くらいに設定しているのです。

単価の相場はどれぐらいなの?

経験年数を3年とした場合の業務内容ごとの単価相場は次の通りです。

JAVA PG 3年    65~70万

サーバ設計 3年    75万前後

サーバ構築 3年    65万前後

要件定義系     80~100万

※お給料は単価の50~60%になりますので、単価70万の人で40万くらいが水準です

みんなはお給料どれぐらいもらってる?

今回は常駐の人という前提ですので、要件定義に関われる人は数が結構絞られます。

そうなると単価は良くて70万、給与は40万が頭打ちになってくるでしょう。

(テスターや監視オペレーターなどでは単価40万、お給料24万くらいになると思われます)

どうやったら年収が上がるの?

やっと本題ですが、単価70万、給与40万が頭打ちだとしても、年収500万くらいまでは経験を増やしたりスキルアップしていく事でなんとかなります。

例えばPGからSEになったり、運用から構築エンジニアになったりすれば良くて年収100万近く上がる事も最近では珍しくありません。

年収500万の壁

常駐型だと年収500万くらいのところに相当高い壁があり、これを超えていけるのは極一部の人になってきます。

ではどうやってこの壁を突破すればいいのかというと、方法はいくつかあります。

エンドユーザや大手元請(SIer)に転職しちゃう

常駐はもらった単価以上に払う事が出来ない、かつ上流に行けるチャンスが少ないのが難点なので、もう思い切って転職しちゃうのも選択肢としては大アリです。

特に2020年まではエンジニアの超売り手市場は継続すると言われていますので、するなら早い方がいいでしょう。

マネジメントに舵をきる

転職せずに500万の壁を突破する現実的な方法として、技術からマネジメントに軸を移していくやり方があります。

例えば最初は一人で常駐しながら徐々に増員をし、10名くらいになったら完全に請負化にしてもらうのです。または請負契約に出来ないにしても自社で体制を組ませてもらえる状態まで持っていきます。(その為にはまず自分が高い評価を得る事と自社の営業との連携を密に取るなどの動きが必要)

こうなった時点であなたはPGとかSEとかというレベルを超越し、PLやPMというポジションになっています。

ちなみに、10人チームのPLであれば予算(年間の売上)6000万は下りません。

例えばあなたがスーパーSEになって単価100万もらったとしても、年間の売り上げはたったの1200万です。10人チームのリーダーはその5倍の業績があるという事です。(仮にそれがヘルプデスクでもテスターでも)

一生技術を磨かなくても別に大丈夫

なぜかITエンジニアは一生勉強だとか、学習意欲がない人はダメだと言われがちですが、そんな事はありません。

こういう事をいう人達は結局マネジメントやコミュニケーションなど、自分の苦手な事を避けて技術だけで生きていく前提で物を考えているのです。

そしてそれをエンジニア全体論にしたいだけなのです。こういう人達は評価もされにくく、出世もしないのであまり気にしないで大丈夫です。

(もちろん人それぞれであり、あくまで選択の問題なので良い悪いはありませんが)

まとめ

常駐で年収500万を超えようと思ったら

スーパーSEになる

発注側(エンドや元請け)に転職する

PL、PMを目指す

という方法がありますよというお話でした。

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▼SESあるある呟いています

私(管理人)の知人が起業しました!!※H30.10

次の三つを採用理念にしているとのことです

 

①契約単価の7割以上を社員に還元

②案件は自分で選べる

③現場を変わりたい場合、最短で翌月末には引き上げ調整

 

世の中にはあくどいSES企業が蔓延していますが、元をただせば給料が安いか職場環境が悪いかのどちらかに必ず行きつくので、その両方の心配がないってのはとても安心ですね。

やるな~

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↑エンジニア不足で大変みたいなので、興味がある人はのぞいてみてやってください。入社即600万もらってる人もいるみたいなので、今なら年収大UPもありうるかも。