顔合わせ(かおあわせ)
面談未満(合否の無い)の打ち合わせを指して「顔合わせ」と呼びます。
大体の場合、エンドユーザとの間で行われます。
商流 | 呼び方 |
---|---|
エンドユーザ | 顔合わせ |
元請け | 二次面談 |
二次請け | 一次面談 |
三次請け | ー |
三次請け企業に所属していた場合、まずは所属会社が二次請けに要員提案をし、書類選考が通れば一次面談が設定されます。
一次を通過した場合は、元請け企業との二次面談に進みます。
最後にエンドユーザとの顔合わせが行われます。
ではなぜエンドユーザだけ顔合わせと呼ぶのでしょうか?
理由は、エンドと元請けは「請負契約」を結んでいる場合がほとんどですので、法律上要員選考に口出しをするのはNGだからです。(それを言ったら一次面談も二次面談もそもそも微妙な存在ですが)
ただ、何も言わずにアサインするのも良くないと考える元請け企業や、せめて誰が入るのかぐらいは紹介して欲しいというエンドの意向によって、「顔合わせ」が設定される訳です。
もちろん、現場への投入に際してエンドとの顔合わせを経ない事も多々あります。
余談ですが、営業的に気を付けたいのは、後は顔合わせだけなので並行を止めてくれと言われたのに、顔合わせで落とされるケースが中にはあるという事です。
ですので、もし顔合わせと言われたら
合否のある顔合わせですか?
とか
もう落ちる事は100%ない顔合わせですか?
とか
今までに顔合わせで落ちた人はいますか?
などのように聞いておいた方がより安全でしょう。